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これまでの放送の中で、旧約聖書を引用した番組をまとめて表示しています。聖書の各タイトルをクリックすると番組一覧へ移動できます。
旧約聖書に関するミニ解説も御用意しました。こちらもご覧ください。

旧約聖書に関する放送 (259本)

01 創世記(64本)

創世記は、天地創造から、イスラエルの民のエジプト移住までの物語です。

「ノアの箱舟」「バベルの塔」の話や、アブラハム、イサク、ヤコブ(のちにイスラエルと改名)とその息子たちが出てきます。

02 出エジプト記(6本)

出エジプト記には、エジプトで奴隷となっていたイスラエルの民が、モーセに導かれてエジプトを脱出し、神から「十戒」を授かる話が出てきます。

03 レビ記(1本)

レビ記の「レビ」はイスラエル12部族の一つで、祭儀を担当する部族です。

それで、この書は祭儀に関わる決まり事を扱っています。

04 民数記(1本)

民数記と申命記は、エジプトから脱出したイスラエルの民が40年の荒野の旅のすえにようやくカナンの地に定住するまでの物語を扱っています。

民数記は、エジプト脱出の翌年に行われた人口調査に基づく民の数の記録から始まっているので、このように呼ばれています。イスラエル政府観光局のマーク(二人の人が大きな葡萄をかついでいるマーク)の由来は、この書を読むとわかります。

05 申命記(4本)

申命記は「第二の命(めい)」という意味があり、異教徒の地に定住するにあたって、一度「十戒」を授かったときに命じられた、唯一のまことの神に従い続けるようにとの戒めと約束を、改めて確認する内容になっています。

06 ヨシュア記(3本)

ヨシュアとは人の名前で、モーセの後継者としてイスラエルの民の指導者となった人です。ヨシュア記はイスラエルの民がヨシュアに導かれている時代を扱っています。

07 士師記(0本)

ヨシュアの後はモーセやヨシュアのような大物の指導者が現れず、「士師(しし)」と呼ばれる指導者たちがイスラエルの民を導きました。士師記はその時代を扱っています。サムソンとデリラの物語はこの中に出てきます。

08 ルツ記(1本)

ルツは女性の名前です。

ルツはイスラエル人ではありませんでしたが、夫に死に別れた後、姑のナオミと共にその故郷に帰り、イスラエルの神を自分の神として生きる道を選びました。

ルツはイスラエル人と再婚し、ダビデ王の祖父であるオベドを生みました。

09 サムエル記上(2本)

サムエルは人の名前です。

やがてイスラエルは周辺諸国のやり方にならって王を戴くようになりますが、士師と王の端境期のイスラエルの指導者がサムエルという人で、サムエル記はその変遷期と初代の王サウルと2代目のダビデ王の時代を扱っています。

10 サムエル記下(1本)

11 列王記上(1本)

列王記はダビデ王の死から3代目のソロモン王、そしてその後のイスラエル王国の代々の王について記します。ソロモン王は賢者として名を馳せ、立派な神殿を建てたことで有名です。しかし、多くの外国人の妻をもったことによって、異教的習慣が持ち込まれ、その後の王たちは堕落していきます。唯一まことの神に心から従って礼拝しない王とその民を見て、神は怒り、イスラエル王国は分裂、はじめに北王国がアッシリアに、次いで南王国もバビロンに攻められて、滅亡します。

12 列王記下(0本)

13 歴代誌上(0本)

歴代誌は、バビロン補囚後に書かれた書物です。

補囚は唯一のまことの神に従い続けられなかったイスラエルの民の背信の結果だ、という反省から、創世記からエズラ記までの歴史を再解釈し、書き改められました。

まことの神礼拝の重要性をその歴史から学ぶように教える書物です。

14 歴代誌下(1本)

15 エズラ記(0本)

エズラは人の名前です。

ペルシャ帝国の時代になって、バビロンの補囚となっていたイスラエルの民は帰還を許され、エルサレム神殿を再建します。エズラ記にはその経緯が記されています。エズラは神殿祭儀を司る祭司で、「主の戒めと掟の言葉に精通した」人でしたので、イスラエルの民が今度こそは唯一のまことの神に従い続けることができるように、律法を教え、従わない者を裁き、戒める役割を命ぜられました。

16 ネヘミヤ記(1本)

ネヘミヤは人の名前です。

ネヘミヤ記も、イスラエルの民のバビロン補囚からの帰還とエルサレム神殿再建を記しますが、聖書説教の原型(原語で朗読し、翻訳して意味を明らかにするという形)が記されていること、それを聞いた民が、自分たちの犯した罪を悲しみ、泣き、嘆いたと記し、エレミヤの預言が実現したことを記しているのが特徴です。

17 エステル記(1本)

エステルは女性の名前です。

ペルシャ王クセルクセスの王妃となったヘブライ人女性の物語です。この書の特徴は、聖書に収められていながら、神の名前が出てこないということです。しかし、神を信じるエステルとそのいとこで父代わりのモルデカイがイスラエルの民のために勇敢に戦う姿を描いたドラマチックな書物です。

18 ヨブ記(4本)

ヨブは人の名前です。創世記よりも古いお話です。

ヨブは神に従う無垢で正しい人で、神を畏れ、悪を避けて生きていた人です。そのヨブがサタンの手に打たれて、財産も子どもも皆失い、ひどい皮膚の病気にかかります。それでもヨブは神を呪わない・・・。ヨブの言葉「わたしを贖(あがな)う方は生きておられ、ついには塵の上に立たれるであろう」をキリスト教会はイエス・キリストのことであると理解し、重要視しています。

19 詩編(82本)

詩編には150の詩歌が収められています。賛美歌集です。

「ハレルヤ」という言葉を聞いたことがある方も多いと思いますが、詩編の中にはこの言葉がたくさん出てきます。

ヘブライ語で、「ハレル」は「賛美せよ」、「ヤ」は「神」という意味ですので、「ハレルヤ」は「神を賛美せよ」という意味です。

日本キリスト改革派教会は、この詩篇150編を日本語で歌えるように、賛美歌集を作りました。

20 箴言(10本)

箴言は格言集です。

「主を畏れることは知恵の初め」と言ってはじまり、知恵の大切さが教えられます。

この書の中にたくさん出てくる「知恵」を「イエス・キリスト」と読み替えて読んでみると、なるほどと思わせられます。新約聖書に、キリストがわたしたちにとって「神の知恵」となられた(コリントの信徒への手紙一参照)と書いてあるのがその通りであると思わせられます。

21 コヘレトの言葉(12本)

22 雅歌(1本)

23 イザヤ書(42本)

24 エレミヤ書(8本)

25 哀歌(1本)

26 エゼキエル書(0本)

27 ダニエル書(3本)

28 ホセア書(1本)

29 ヨエル書(0本)

30 アモス書(0本)

31 オバデヤ書(0本)

32 ヨナ書(5本)

33 ミカ書(1本)

34 ナホム書(0本)

35 ハバクク書(0本)

36 ゼファニヤ書(1本)

37 ハガイ書(0本)

38 ゼカリヤ書(0本)

39 マラキ書(1本)

ところで旧約聖書とは?

聖書は旧約聖書と新約聖書の2つから成っています。旧約聖書は、天地創造から始まり、イエス・キリストが生まれる400年ほど前までのイスラエルの歴史を扱っています。

聖書66巻のうち「旧約聖書」は39巻からなり、さらに「律法」「歴史書」「詩歌書」「預言書」の4つに大きく分類されます。

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