オープニングとエンディングの曲について
J.S.バッハの教会カンタータ第182番の第1曲ソナタ ト長調です。
この曲は、J.S.バッハの教会カンタータ第182番《天の王よ、汝を迎えまつらん Himmelskönig, sei willkommen》の第1曲ソナタ ト長調です。
このカンタータは棕櫚の日曜日(イースターの1週間前の日曜日)に演奏される曲で、1714年3月25日に初めて演奏されました。イエス・キリストのエルサレム入場を題材にしています。エルサレム入場の様子は、聖書の中で、マタイによる福音書21章1~9節、マルコによる福音書11章1~11節、ルカによる福音書19章28~44節、ヨハネによる福音書12章12~15節に記されていますので、ぜひお読みになってみてください。
番組で使われているソナタは、磯山雅他編『バッハ事典』によると、独奏ヴァイオリンとリコーダーの奏する付点リズムの音楽が、ロバに乗って入場する「天の王(=イエス・キリスト)」の歩みを描いているのだそうです。
この音楽に導かれて番組を聞かれるとき、どうぞ、あなたも、心に「天の王」イエス・キリストを迎え入れてくださいますように。
番組のオープニングとエンディングの曲は、誰のなんという曲ですか?