このお方は一体!?

今朝も先週に引き続き、川瀬エダさんによる賛美をお聞きください。今日歌っていただくのは、「力より王より」（Above All)という英語の賛美を日本語に翻訳した歌です。まず歌詞をお聞きください。

＜歌詞＞

力より王より、造られたすべてよりも

人の知恵、思いよりも、先におられる主よ

権力も権威も、いかに優れたわざでも

全ての富集めても、あなたにおよばない

十字架にかけられて、死にまで従われた

わたしの身代わりとなられて背負われた主よ

♪賛美

先週は、イエス様の言葉に従って小舟に乗り込み、向こう岸を目指して沖へと漕ぎ出した弟子たちの姿に心を留めました。そこで恐れていたことが起こりました。彼らの乗った小舟が突然の嵐にあおられ、沈みそうになったのです。そんな中でも眠っているイエス様を見た弟子たちは、絶望と怒りの中でイエス様に助けを求めるのです。イエス様が共にいてくださる。それは心強いことですが、それだけでは平安な気持ちを保つことはできなかったのです。

自分よりも強いもの、自分の力ではどうすることもできないことが起こった時、誰でも恐れ戸惑います。きっと神様は私たちを見守っていてくださるのだろうけれど、時に何もしてくださらないと神様に対して怒りを覚えることもあります。

イエス様は起き上がって風と湖をしかりつけると、なんと風は止み湖はたちどころに穏やかになりました。それを見た弟子たちは互いに言いました。「いったい、この方はどなたなのだろう。風や湖さえも従うではないか」。イエス様は共にいてくださる。そうは信じていても、果たしてどのようなお方が共にいるか知ることが大切なのです。大自然さえもイエス様の言葉に従う。この世界の権力も権威も、この世の富を全て集めてもこのお方には及ばない。死の力さえもこのお方には無力である。イエス様とは全てのものの上におられるお方なのです。そのようなイエス様を私たちが深く知り、このお方を信じて生きていくことが大切なのです。