わたしを造られた神は

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聖書の言葉

しかし、主よ、あなたは我らの父。わたしたちは粘土、あなたは陶工。わたしたちは皆、あなたの御手の業。

旧約聖書 イザヤ書 64章7節

川瀬弓弦によるメッセージ

弓弦:

おはようございます。先週に引き続いて今朝も、川瀬エダさんによる賛美とメッセージをお楽しみください。今朝はコンテンポラリー賛美と呼ばれる、ごく最近作られた新しい賛美をご紹介します。トミー・ウォーカーというアメリカ人が作曲した、 I Have a Maker「私には造り主がおられる」という曲です。

I have a Maker. He formed my heart

私には造り主がおられる。彼が私の心を形づくられた。

Before even time began. My life was in his hands

まだ時を刻み始める前から、私の命は彼の御手の中にあった。

He knows my name, He knows my every thought

彼は私の名前を知っておられる。私の全ての思いを知っておられる。

He sees each tear that falls. And He hears me when I call

彼は私が流す一粒つの涙さえも見ておられ、私が呼ぶ時、聞いてくださる。

I have a Father. He calls me His own

私には父がおられる。彼は私をご自身のものとして呼び出してくださる。

He'll never leave me No matter where I go

彼は私を決して見放さない。私がどこへ行こうとも。

He knows my name. He knows my every thought

彼は私の名前を知っておられる。私の全ての思いを知っておられる。

He sees each tear that falls And He hears me when I call

彼は私が流す一粒つの涙さえも見ておられ、私が呼ぶ時、聞いてくださる。

それではどうぞ。

♪賛美

エダ:

私たちを造ってくださった神さまがおられます。神さまは、形のない粘土から、すばらしい入れ物を作り出す陶芸家のようなお方です。工場で大量生産される器とは違って、私たちは一人ひとりが神の繊細な手の業によって作られています。ですから全ての人が同じではなく、とてもユニークで、また個性があります。私の前にも後にも、私と全く同じ人が存在したことはありません。また神には失敗作は一つもありません。

神さまは一人ひとりに生きる目的をお与えになりました。それは造り主である神さまを賛美し、たたえることです。しかし、私たちはみな罪をもって生まれてきまた。この罪が、そうすることを邪魔しています。どうしたらいいのでしょうか?造られた器が自分の形を変えることはできません。同じように、人間は罪深い姿を自分で善いものに変えることはできません。私たちを造られた神さまだけが、私たちを造り変えることができるのです。

「主は私の名前を知っておられる。主は私たちの思いの全てを知っておられる。主は私が流す一粒の涙さえも見ておられ、私が呼ぶ時にこたえてくださる。」この世界には数えきれないほどの人がいますが、私たちはほとんど誰のことも知りません。しかし神さまは、この世界に生きている人、過去、現在、未来に至るまで、その一人ひとりのことを、誰よりも良く知っておられます。それは私たちがみな、神さまによって作られた大切な作品だからです。

そして聖書は、神さまが私たちの涙を革袋の中に集めておられるとも書いています。(詩編56:9)私は三人の子供の母ですが、子供が泣いているを見ると心がとても痛みます。私たちの父でもある神さまも、苦しむ子供たちのことを心にかけていてくださいます。この世界はとても孤独な場所です。何よりも誰も自分のことを分かってくれないと感じる時、孤独になります。日本でも、私の国ハンガリーでも自殺をする人が後をたちません。孤独や絶望に襲われても、逃げる場所もなく、理解してくれる人もいないからだと思います。神さまは私たちが呼ぶ時に、確かにこたえてくださいます。私たちが絶望の中で叫ぶ時、私たちの声を聞いていてくださり、私たちを救うために今日もあなたのことを見守っていてくださいます。

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