天の希望

ラジオ放送 キリストへの時間のトップページへ戻る

聖書の言葉

希望の源である神が、信仰によって得られるあらゆる喜びと平和とであなたがたを満たし、聖霊の力によって希望に満ちあふれさせてくださるように。

新約聖書 ローマの信徒への手紙 15章13節

金慧眞によるメッセージ

赤石:ヘジンさん、おはようございます。今日はよろしくお願いいたします。

ヘジンさんはいつから日本で働いていらっしゃいますか。

ヘジン:日本に来たのは、2014年ごろです。最初の年は、在日大韓キリスト教会で青年スタッフとして働きました。本格的に働き始めたのは、1年前、神学校を卒業してからです。

赤石:そうでしたね。2015年には伊丹教会にも1年間派遣神学生として来てくださったのでした。ありがとうございました。それで、今はどんな働きをなさっていますか?

ヘジン:働き始めてまだ1年ぐらいですので、学んでいる最中(さいちゅう)ですが、神学校を卒業して、板宿教会で協力伝道師として働いています。板宿教会では月二回の水曜礼拝と年3~4回の午前礼拝で御言葉を伝えていて、教会学校や中学科を担当しています。また、韓国人という賜物を生かして五つの韓国語講座も行っています。先週、放送されたキム・ソジョン先生の働きを引きついでやっています。また、韓国の宣教チームも受け入れて、日本の教会と共に協力して宣教に励んでいます。

今年は、二つの宣教チームが来てくださいました。7月には、ピョンソン教会の宣教チームと一緒に、小学生向けの夏休み聖書学校やタラントン市場、韓国語教室、中高生のためのキムパプとラッポッキパーティーをしました。夏休み聖書学校では、人形劇を通して楽しく、この世の創造からイエス様の福音を伝えました。

8月には、テイン教会の宣教チームが来てくださって、大人向けのミニコンサートと巾着作り、パッビンス(韓国式かき氷)があるコリアンデイーと、クリスチャンロックミュージシャンであるヨナバンドと共にゴスペルコンサートを行いました。

普段できないことを宣教チームが来てくださることによって、教会の方々も一緒に力を合わせてやっていくのがとてもメリットがあり、感動的な働きだと思っています。

赤石:すばらしいですね。それぞれの教会の方にとっても、また、今回板宿教会を訪れた方々にとっても、お互いをよく知り、また、主にあって平和と友情を分かち合うことができるということを知る、とてもよい機会になったことでしょう。ヘジンさんが日本で宣教したいと思ったきっかけを教えてくださいますか?

ヘジン:中学3年生の頃、ヴィジョントリップで大阪に来ました。大阪城や難波、奈良などを回る主に観光でしたが、その期間中、教会で共に日本のために祈る時間がありました。牧師先生が、‘神様はこの日本に蒔かれている殉教の血を覚えていらっしゃる’と言われました。その言葉を聞いた時に、これは本当に神様が日本nのことを忘れず、覚えていらっしゃると信じられました。毎朝の朝祷会でも、日本のために祈ると、涙が留まらず、心がとても熱くなったことを覚えています。

その時、聞いた言葉は、私の心に残り続け、主の御導きの中で、日本に来るようになりました。今までの道のすべてを主が備えてくださったわけですので、これからの道も主が備えてくださって、主の約束を成し遂げてくださることを信じて、楽しみにしています。

赤石:日本のための働きをありがとうございます。さて、今、ヘジンさんが私たちに一番伝えたいメッセージが含まれている韓国の賛美歌をご紹介いただけますか。

ヘジン:韓国のゴスペルソングの中で一つ選ぶなら、「하늘 소망 天の希望」をお勧めしたいです。

今は、私たちは、あらゆる苦難があるこの地において肉をもって、生きていますが、私たちの魂の希望は朽ち去ることがない永遠の天の国にあることを再び思い起こさせてくれる歌です。

その天の国に至るまで、どんな試練があってもこの歩みが止まらないようにしてください。

いつも主が共に歩んでくださることを覚え、私は恐れません。

このような歌詞で書かれています。この世では、色んな試練があります。クリスチャンとして生きるに大変なこともあります。しかし、神様が、私たちを守られ、導いていらっしゃるので、周りがどれほど大変であっても、クリスチャンの希望は確かなものです。まだ、イエス様を知らない方々をも主は、朽ち去ることがないこの永遠の国へと招いていらっしゃいます。この歌をご紹介することによって、少しでも慰めと励ましになれたらとても嬉しいです。

하늘 소망: 天の希望(歌詞)

나 지금은 비록 땅을 벗하며 살지라도

私今はたとえ土を友として生きているとしても

내 영혼 저 하늘을 디디며 사네

我が魂はあの天を踏んで生きている

내 주님계신 눈물 없는 곳

我が主がいらっしゃる涙もない所

저 하늘에 숨겨둔 내 소망있네

あの天に隠しておいた我が希望がある

보고픈 얼굴들 그리운 이름들 많이 생각나

会いたい顔、懐かしい名前がたくさん思い出される

때론 가슴터지도록 기다려지는곳

時には張り裂けるほど待ち遠しい所

내 아버지 넓은 품 날 맞으시는

私を迎え入れられる我が父の広い懐、

저 하늘에 쌓아둔 내 소망있네

その天に積んでおいた我が希望がある

주님 그 나라에 이를때 까지

主よ、その国に至るまで

순례의 걸음 멈추지 않으며

巡礼の歩みを止めません

어떤 시련이 와도 나 두렵지 않네

どんな試練があっても恐れません

주와 함께 걷는 이 길에

主と共に歩むこの道に

関連する番組