神様のもとへの帰還

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聖書の言葉

あなたの天を、あなたの指の業を私は仰ぎます。月も星も、あなたが配置なさったもの。そのあなたが御心に留めてくださるとは人間は何ものなのでしょう。人の子は何ものなのでしょう。あなたが顧みてくださるとは。

旧約聖書 詩編 8編4~5節

大場雅子によるメッセージ

おはようございます。大場雅子です。新しい年が始まってひと月が過ぎようしています。いかがお過ごしですか?キリストへの時間をお聞きくださりありがとうございます。

来月、主人が埼玉県にある南浦和教会に赴任することになりましたので、こうして皆様と御一緒するのは今日が最後となりました。今まで、本当にありがとうございました。

私にとって、ラジオの放送は今日が最後になるので、ぜひ、お話させていただきたいと願っていました。

挨拶文によく使っていたように、私は星を見るのが好きです。子供のころは、ただただ眺めて、そしてたまに流れ星を見ると、本当にうれしくて、うれしくて、たまりませんでした。流れ星が消えるまでに願い事をしたら叶うなどということを、その頃は信じていましたので、何をお願いしようかと考えている間に、星はあっという間に流れていってしまうのでした。高校では、あこがれの地学部天文班に入りました。天体望遠鏡で、月面を見たとき、土星のリングをみた時、木星の縞模様を見たとき、白鳥座のちょうど嘴にあたる星のオレンジと青の色違いの2重星を見たとき、本当になんとも言えない大きな感動に包まれたのを、今でも鮮明に覚えています。

神さまが偉大なお方で、この天地万物をおつくりなられたお方だということは、聖書を読んでわかっているつもりでした。

でも、ともすれば、自分の想像力の及ぶ範囲だけでの偉大さになってしまっているのでした。日常に振り回されているだけですと、なんだか、神さまを小さく考えてしまいそうになるので、星を眺めてリフレッシュしています。私たちの天の川銀河、そのとなりのアンドロメダ銀河、そして、百何十億光年もの先にある銀河のこと、このような宇宙の広がりを思うとき、ああ神さまって本当にすごいって思います。私の貧困な想像力では、とても、とらえきれないくらいに偉大だということ。

そんなとき、聖書の詩編にあるみ言葉を実感します。

詩編8篇4~5節をお読みします。

あなたの天を、あなたの指の業を私は仰ぎます。月も星も、あなたが配置なさったもの。そのあなたが御心に留めてくださるとは人間は何ものなのでしょう。人の子は何ものなのでしょう。あなたが顧みてくださるとは。

もう一度お読みします。

あなたの天を、あなたの指の業を私は仰ぎます。月も星も、あなたが配置なさったもの。そのあなたが御心に留めてくださるとは人間は何ものなのでしょう。人の子は何ものなのでしょう。あなたが顧みてくださるとは。

こんな素晴らしい神さまが、自分のような小さなものに目を留めてくださり、配慮していてくださるって本当にすごいことだなっておもいます。

昨年はやぶさが帰還した時のニュースは、まだまだ記憶に新しいと思います。本当に感動的でした。夜空に大きな流れ星が現れたように突然明るく輝いて現れ、そして、本体は燃え尽き、中のカプセルは無事に地上に着地しました。

翌日からテレビで何度その映像をみても、そのたびに胸が熱くなりました。はやぶさが、小惑星イトカワに向けて発射されたのは2003年。その後、数々の故障があり、決して順調ではなかったはやぶさの旅は2010年6月13日地球に帰還することによって無事任務を終了しました。

皆さんは迷子になったことがありますか?東に行ったらいいのか西に行くべきか、北に行こうか、南に進もうか悩みます。でも想像してみてください。真っ暗な宇宙空間での迷子を。宇宙での迷子は、3次元の迷子です。360度、方向がわからないのです。一時はそんな迷子状態になってしまったはやぶさが地球に帰ってこれたのは、はやぶさを設計したジャクサからの電波でした。その電波をイオンアンテナがキャッチし、軌道修正を行なって、地球へむかって進み始めることが出来たのです。はやぶさが帰ってきたのは本当にかすかなかすかな地球からの電波をキャッチしたからです。

はやぶさ帰還のニュースを見ながら、しみじみ私たちも同じだなあと思いました。はやぶさのように、迷子状態になってしまっているのかもしれないと思ったのです。

迷子になっていることに気がつかないで自分の好きな方向に向かっている人もいるかもしれません。どのように生きるべきか、どの方向を見て歩んでいくべきか、悩み、迷うことがあります。そんな時どうすればいいのか、自問自答してるだけでは、なかなか進むべき道が見えてきません。自分が正しいと思い込んで進んでみたら『あれ?!』って思うこともあると思います。

迷子になってしまったと気がついておろおろしている人もいるかもしれません。でも、もし迷子になっても自分の帰るべき道を見つけられたら、もう迷子ではありません。はやぶさが帰って来れたのは、はやぶさを作ってくれた研究者の人たちが、はやぶさのことを知り尽くした研究者の人たちが、はやぶさに向けて電波を発信してくれたからです。はやぶさが地球に帰ってきたようにわたしたちも神さまの待っておられる所に帰りましょう。

今、私たちの回りには音が溢れています。朝、起きてスイッチを入れれば、テレビでもラジオでもすぐに放送が聞こえます。音の全く聞こえない時はないと言ってもいいくらいです。そういう中で、より大きな声、あるいは音を真っ先に聞いてしまいます。あるいは、自分の聞きたい声、聞きたい情報のみを聞いてしまいそうになります。そんな時、心を静めて、聖書の御言葉に聴いてください。

百何十億光年もの広がりを持つこの宇宙を創られた神さまが、私たちに目を止めてくださっているのです。神さまからのメッセージをしっかりキャッチしつつ、毎日を進むべきところを目指して、歩んでいきたいと願っています。

もう一度、詩編のみ言葉をお読みします。

あなたの天を、あなたの指の業を私は仰ぎます。月も星も、あなたが配置なさったもの。そのあなたが御心に留めてくださるとは人間は何ものなのでしょう。人の子は何ものなのでしょう。あなたが顧みてくださるとは。

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